自民党 宮沢洋一税制調査会長(税調インナー後の記者対応)

2025/08/29午前@自民党党本部
DEEP POLITICS 編集部 2033-08-29 09:45:00
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Qインナーの内容を教えてください。

A非公式会合ですから、中身については基本的にお話はしないということになっています。昨日、いわゆる6党協議をやったので、その時に政府から配られた資料について、まあ説明を受けて、そして、昨日の会議の模様を我々の方から報告をして、それぞれ意見交換をしたと、こういうことであります。

Q今後の対応に関して何か意見など

Aまあ、来週中にも結論が出せればということが、立憲民主党からあったというようなお話はさせていただきました。で、それに対しては、なかなか、野党の中で対応が少し違っているという問題が、本当にクリアできるのかなと。こんな議論がございました。

Q来週となると、この総裁選の前倒しをめぐる話も動いてくる。そういう中で協議とかに影響っていうのはどうお考えでしょうか?

Aいやあの、それ、これとは別問題として進めていくんだろうというふうに思ってます。

Q代替財源について、野党はその税財源以外という主張されてて、与党としてはやはり税財減できちんと確保するべきという考えだと思うんですが、今後の議論の方向性について改めて会長のお考えを聞かせて下さい。

Aまああのー基本的に、昨日も議論をいたしましたけれども、私共としては基本は税財源であるという立場はまさに一番大事なことだと思ってます。ただし、国対委員長間の合意文書には、税財源と書いてあるわけではなくて、財源確保と書いてありますから、その他の財源でもですね、カウントできるものが見つかるんであれば、それを排除するものではないと。こういうことでありまして、今もそういう話はさせて頂いております。

Qちなみに現状のその野党の提案では、その税財源以外のその主張というのは十分なものとお考えでしょうか。

Aあの、なかなか具体的提案がないんです。PBが来年度黒字になるから、お金は余ってんだからということは、ご主張として聞きましたけれども、これはPB自体、まあこれから補正予算等々が無い前提で作られているものでありますし、それに加えて、国と地方を合わせてのバランスですから、国だけ取れば、26年もかなりのマイナスと、こういう状況ですから、少なくともPBが黒になるという見通しだから、財源になるということは、これは中々難しいんだなと思っております。それ以外につきましてもいくつか指摘がありましたけれども、これらについて、まあ具体的なこうしたらいいという話があれば、きっちりと伺わせていただくと、こういう風に思います。

Qちなみに一部野党ではその法人税の租特見直しなどですね、その税に関するアイディアも出されていると思うんですが、そういった一部の野党と合意を結ぶっていう可能性は有り得るんでしょうか。

Aこれは、あの恐らく私どもというよりは、取りまとめ役の立憲民主党が取りまとめてますから、そういう中で、野党の中でお話をされるんだろうというふうに思います。

Q野党側は昨日の協議で、来週には与党に具体的な財源を示してほしいということを求められたという話ですけれども、今日はそのあたりのご議論、来週の協議に向けて与党として何か考えを示しされる予定はあるのかなと。今日の議論を踏まえてうかがえますでしょうか。

Aなかなかあのー、最初から申し上げてますように、★税財源だけということで皆さん合意していただければ、それはそれで我々としても考えなきゃいけないと思いますが、今まだそういう段階ではなくって、その他の財源について、まあしっかり確保したうえでカウントしたいと、こういう話ですので、その辺の話と、おそらく個別の税財源の話は、密接不可分なものだと思っておりますので、税財源の話だけが先に進んでいくということではないと思った。

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