展望リポート:自動車関税15%の影響は 業界が見据える次のターゲット
日本から輸入する自動車や基幹部品にかける米国の関税を、27.5%から15%に引き下げることで、日米政府が合意しました。日本の自動車業界にはどんな影響があるのでしょうか。また、自動車メーカー(OEM)はどう動くのでしょうか。(経済部・大平要)
DEEP POLITICS 編集部
2025.08.08
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「いつ実行」「カナダとメキシコは」 ~交渉決着後も気をもむ業界
米国が輸入する自動車(完成車)には4月から25%の追加関税がかかっている。また、5月からは基幹部品にも25%の追加関税がかかるようになった。
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- 疎遠だった石破政権とトヨタが接近 ~関税交渉で経産省が存在感
- 日産やマツダが営業赤字に ~アメリカ市場は堅調、値上げ幅拡大か
- 部品メーカーへの影響は限定的 ~外資系OEMとの交渉がカギに
- 「国内生産守る施策」トヨタ求める ~関心はすでに自動車税制の改正議論に
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